在るがまま


くだらない夜を越える度に 薄れた思いはいずこへ
明日の居場所などは知らぬ 走り続ける ヌケガラ

飲み込んでいた感情が
不意にドアを破って溢れ出す

見て見ないふりしていたものが
今頃になって 立ちはだかる

吐き出した言葉は 行き場所を失くして
夕闇の奥に消える
街も星も歌も モノクロに染まる

窓の向こうの月に手を伸ばして 儚い夢に重ねて
たちまち雲に遮られて 見えてた道も見失う

心は剥き出しのままで
風に曝され磨り減っていく

朝陽が怖くて見れなかった
情けない昨日は 闇に捨てて

心はいつだって ボロボロに壊れて
夕闇の街に消える
乾ききった胸じゃ 何も響かない

心はいつだって ボロボロに壊れて
夕闇の街に消える
乾ききった瞳には 何も映らない

やがて太陽が昇るまで
この夜をじっと生き抜いて
壊れたまんまで曝け出せ
風の中に 在るがままに





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