朝の彼方


晴れた空に ひとつの大きな雲が揺れ
帰りそびれた月の行く手を阻んでる

なぜこんなに朝焼けは いつも悲しみを連れて来る
帰れないさこの顔じゃ 帰る場所など無いけれど

静かに静かに悲しみは積もって
ビルの隙間から太陽が覗くまた夜が明ける
どうかせめて傷付いた
俺の心までは照らさないで

見慣れた街にもきっと まだ見たことも無い
物語や風景が息を潜めるんだろう

ほら こんなに俺達は いつも明日を夢見てる
きっといつか 明日こそと 今日も口唇噛みしめてる

涙が痛みが 溢れては消えて
この手にこの眼に 触れたものは 映ってるものは
そうさ きっと 曇りの無い確かな真実なんだろう

またそんなにうつむいて
いつもみたいに笑ってみせて
ほら 雨も上がったよ
もう 傘はいらない 涙はいらない





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