足跡


踏み出した足を掬われて また振り出しさ
七回転んで起き上がって またつまずいた

「またいつか逢おうね」 此処からひとりさ
「また何処かで逢おうね」 夕焼けの空に滲んだ景色

何処まで行けるだろう
冷たい風に曝されて
何処まで行けるだろう
当てもない日々 足跡は続く

いつしか空は暗くなって また振り出した
時計も傘も持たないまま また飛び出した

「またいつか逢おうね」 どうしているかな
「また何処かで逢おうね」 歌声は響く 何処まで届く

心が割れそうだ
砕けて散りそうだ
涙溢れそうだ
いつまで待っても 昇らない朝陽

何処まで行けるだろう
冷たい雨に流されて
あそこに見えるだろう
懐かしい顔 浮かんでは消える





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