夏の花


目の前をかすめる 憂いを帯びた風が
少しだけ優しい 夕凪に誘う

見つけては失くして 描いては破り捨てて
つぎはぎで造り上げた 本当の姿

夏の花 また咲くのなら 生まれた意味を教えて
やがて来る 運命の中で
夏の花 夜の帳に 鮮やかな色を添えて
一度だけ 命を燃やして

風に吹かれながら 喧騒に一人で
懐かしい面影 探して
 
心の中に雨は 降り注いで
溢れ出した思いを 流していく

夏の花 夜の帳に 鮮やかな色を添えて
一度だけ 咲け 花





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